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Ashikari亭の与太話

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2019年 11月 04日

(3)本気会と三沢いぶきと芦刈が見聞きした昔話と。

三沢いぶきになってからの出来事として代表K氏の逝去について触れておかねばなりますまい。2014年の3月のことでした。

前の年の11月に彩湖舞姫会さんの10周年記念パーティーがございましてお会いしたのはそれが最後になりました。後になって思えば少々顔色が悪く痩せていた?感じでしたが記憶では2次会まで参加されて終始上機嫌でいらした様子。翌月の馬花道さん10周年イベントにはお見えにならず、お祝いメッセージの代読がありました。

逝去の報は何で知ったんだったか...ネットを通じた拡散はなかったです。私自身はちょっとした投稿から異変を察知した記憶があります。
事実関係の確認や葬儀日程・場所の確認は青森方面の関係者を頼りにしました。
私からお知らせしたうちの一人は極楽ほんずでK氏を知る古株のちーさん。
私からの連絡で初めて知って驚いた様子でしたがその時近くにあった新聞の慶弔欄で確認したら確かに…と、そんなやりとりでした。

弔問には葬儀の当日に伺いました。Yosakoiの関係者はご家族を除いて私だけだったと思います。
メンバーは前日の通夜に集い、涙・涙となりながら賑やかに三沢いぶきの代表として送ったとお聞きしました。


冒頭の口上でガイドブックの写真について自慢げに語っておられます。
芦刈撮影の写真でした(2011年みずさわ)

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「自分が元気になりたいからでいいんじゃない?」という代表との会話を覚えています
震災一ヶ月後の元気祭り(2011年)

私の中ではこの日を境に考えを変えたところがありまして、それは何かと言いますと
チーム名について、以前のチームを知る者として慣れや親しみもあって割合簡単に『本気会』と口にしていたのですが
代表、そしてメンバーにとってより愛着がある名前は歴史が長い『本気会』よりも、自分達が最初から作り上げた『三沢いぶき』の方であると理解しました。
(この当時で本気会が11年、いぶきになって5年弱ですね)

この後、ウォッチャーとして三沢いぶきさんを観た時に『本気会』の単語を出すのは封印した次第です。

* * *

時は流れて2019年三沢いぶきさん活動休止の報。

最後のオリジナル曲は『風旗の軌跡』と名付けられていました。
ピンと来た人は少なかったみたいですが、活動休止の予告があってからこの曲名を目にするのは感慨深いものがありました。
マニエル氏は「この曲が出来た時点で解散は意識していたのかも知れないね」と言ってました。

三沢いぶきの初代代表K氏のハンドルネームは本気会の時代からずっと『風旗』でした。

話を戻します。「よさこいチームは代表一代限りのものじゃないか云々」という記事(1)での仮説。
ある意味、三沢いぶきさんは風旗代表一代のチームだったのかなと思わなくもないです。

実務上の代表者はそののち何人かいらっしゃったわけですが、曲作りやチームコンセプトにおいて初代代表『風旗』氏はチームの歴史の最後までメンバーに慕われ、求心力を持った方であったと思います。
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(写真:Bellwood様)




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2010~2011年頃のオリジナル曲
『大地のいぶき』

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2012~2013年頃
『ふるさとの祭り』

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2014~2015年頃
『躍動の風』

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2016~2017年頃
『豊漁の舞』

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2018~2019年頃
『風旗の軌跡』


※曲名の漢字もしくひらがなの表記については正式なものでない可能性があります。




by ashikari_55honz | 2019-11-04 23:53 | yosaカメ・ウォッチャー


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