Ashikari亭の与太話

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2010年 10月 17日

やはりREDA舞神楽さんから

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今回のみちのくyosakoi祭りでの幸せな遭遇として
やはりREDA舞神楽さんは一番に触れねばなりますまい。
涙が出るほど楽しませてもらいました。

おまけに、土曜夜の”ズブ会”には
こちらのメンバーの方がスペシャルなゲストとして登場するという
人の輪が更に広がった今回のみちよさでした。

REDA舞神楽さんの作品「祝!天晴れ!日本晴れ!!~狐の嫁入り~」ですが
語りたいことが多すぎまして、HPの作品解説を下敷きに、雑感と成分分析を箇条書きにしてみます。
時期的にはネタバレを心配することもないと思いますが、お嫌な方はスルーで^_^)
あ、これまでにソーランを含めて3回か4回見ただけですので、不正確な部分はご容赦下さい。




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◆冒頭部のプゥワ~ンとした音楽、雅楽ですね。
婚礼にはぴったりな筈・・・なんですけど、明るく晴れやかな印象は微塵もなく(笑)、
闇夜を進む狐の行列だけあって、妖しさ満点のBGMに聞こえます。

・・・この場面でのまとい振りはヒトダマ(あ、狐火ですか)に見えなくもない。

それから、踊り子さん達による背筋や手首の扱いといったキツネのモノマネも、
写真うつり的には大変素直で無理がなく、ちょっと感心しました(舞踊や演劇的な約束事の理にかなっていると申しましょうか)
簡単なように見えて素人が作るとなかなかこうは行かないというケースを結構見てきましたので。

「ならぬ!ならぬ!人間様に見せてはならぬ!!」という台詞が、
頭から尻尾まで、この作品全体の格を決める重要な台詞になってると思いました。

第一印象は「見せてはならぬってそんな馬鹿騒ぎしたら、お前ら見つかるだろwww」だったんですが、
可笑しいだけにとどまらず、何かこう、自分には深~く突き刺さる言葉だったんですね。

闇に住む妖怪達の宿命といいますか・・・人間様の猟師にいたずらして命を落とした狐の昔話とかありませんでしたっけ?
舞神楽さんの作品を離れて、狐達の哀しみといったところに想像が行ってしまう、奥行きのある言葉でした。

舞台効果としては、秘密を共有することによる一体感の醸成。わかりやすく言うと、
「お前ら観客の俺達を人間様と思ってないから目の前で馬鹿騒ぎしてるんだろwww wwwwwwww」
ということですよね^_^)。観客の我々もまた狐の眷属。お見事!!

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◆「父さん母さん、お嫁に行きます」というしんみりした台詞と、蛍光色が鮮やかな扇子技の場面。~
感動的な『花嫁の手紙』の場面だそうです。

扇子技は引いて見ると草原に浮かび上がる狐火のようです。
きっと狐たちの披露宴のキャンドルサービルですね(←この時代にあるんかいwww)

◆花ムコが舞台には登場しないことについて
・・・これはこの手のテーマで作品を作っていたら登場させたくなっちゃうと思うんです。
親父狐もMCだけの登場ですし、いろんなものを整理してばっさりと出さない決断をしたことにより
作品の焦点が絞り込めましたし、見る側が想像して楽しむ余地も広がったと思います。

◆女狐(花嫁)隊について
厳密なことを言うと花嫁は一人じゃないかと思いますが(?)、
(彩湖舞姫会さんが玉姫、勝代姫を登場させたときの手法だとそうなるかと)
ソーランの時はお輿に乗った姫様狐がいたようですね。

勿論、広い舞台で嵩を稼がなきゃいけないというのが一番にあったと思うんですけど、
女狐隊の編成により、写真うつり的には狐に化かされて複数の幻覚を見せられているような感覚にもなりました。
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◆衣装チェンジ~大団円
後半の異様な盛り上がりは披露宴の宴会芸ということのようです。
こりゃもうプロットの勝利ですね;^_^)

衣装チェンジ・・・きつね色への衣装チェンジは
コンとすまし顔で人間に化けている場合ではなくなって(・・・結構集中力が要るんです)、
いよいよ狐の本性が現れた(=化けの皮がはがれた)んだろうと思いました。
背面の緑色ですか^_^)?狐って人間に化けるときに苔を身にまとって衣にするという話を
どっかで読んだことがあるのですが、そこまでな設定はREDAさんにはないかw

馬鹿騒ぎが好きなのは狐も人間も同じですね。

一山全部がきつね色に染まり、山が動いて見えるほど
大勢の狐が飲めや歌えの大騒ぎをしている、そんな光景に見えました。
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by ashikari_55honz | 2010-10-17 12:03 | YOSAKOI関連 | Comments(0)


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