yosakoiを見ることの面白さとしてよく言われることは迫力や躍動感、
こちらのチームにはそれらにプラスしてビシーッと決まったときの端正な美しさがあると思います。
迫力や力強さといったものが粗暴さに流れず、こだわりをもって作り込まれてゆくかのような感触。
江刺華舞斗
華舞斗さんには珍しく、小道具として傘が登場しました。なかなか効果的で上手い使い方。
ただ、踊り子そのものの躍動感や生命力で魅せるチームですので
小道具使うのって華舞斗さんらしくないよねって踊り子の△×くんとちょっと話になりました。
いっそのことハチマキの結び目をこめかみあたりに持ってきて、傘で大見得を切れば歌舞伎風の色男っぽくなるかしら;^_^)
江刺華舞斗さんの演舞テーマはここ何年かで森羅万象、柳緑花紅、風姿花伝と来ましたが
それぞれがどう違う?という話になると私にはちょっと判別がつかない。
年間を通して振り付けが大幅に変わって行くというのは良くもありますが、
「今年はこれ!」という明確なものが決まっていないことの裏返しと言えるかも知れません。
おそらくはそれぞれの言葉はイメージであり、
その言葉にインスピレーションを受けて江刺華舞斗らしく踊るならどうする?
という作品作りなのかなと思いますが、
もっと原点の素材に寄り添って、丁寧に取材した作品というのも見てみたい気がします。
(追伸)
定禅寺パレードで高校生くらいの女の子(?)がすごいニコニコして踊っていたのが印象的でした。